いつもと同じ、と思うことは傲慢か怠惰である。
例えば、電車はいつも同じ時間に来るのがあたり前だと思っている。
1,2分の遅れでも気になってしまうくらい、電車は正確に時間を守ってくれている認識があるから。
でも、よくよく考えると、時刻通りに電車を走らせるって、とても工夫と努力のいることであることは、少し想像力を働かせれば気づけることなはず。
例えば、ルーティンワークをする際には、いつもと同じようにすれば良い(むしろ、いつもと同じクオリティを求められる)ものだが、
しかし、マインドとして、いつもと同じでは、そのクオリティは下がるものだ。
「いつもと同じクオリティを保つ」という真摯な気持ちが、正確な「いつもと同じ」を保つ。
人間は、いつもと同じが好きだ。
その方が楽だから。
しかし、それは堕落のラクだし、
そもそも「いつもと同じ」というクオリティを保とうとしている人まで想像が及ばない、
自己中心的な傲慢さか、視野の狭い怠惰さであると思う。
「いつもと同じ」を大切に。
「当たり前」を「ありがとう」に。
そう在りたい。